先日「サロン・デュ・ショコラ」へ取材に行ってきました。
我々は、普段チョコレートやクッキー等のお菓子用の真空成型用金型を製造していますが、なかなかユーザーとお話しする機会がありません。
実際にチョコレートやお菓子を作っているショコラティエの方々がどういう思いでチョコレートを作りその作品を入れるパッケージにどんな事を期待しているのかを直接聞きたかったからです。
色々とお話しを聞くことが出来ました。
大変勉強にもなりましたし、耳の痛い話もありました。
パッケージのお話は改めてご報告します。
色々なショコラティエの方に取材をしていくなかでいくつかのチョコレートを頂
きました。
一つはトマトのゼリーとバジルが入っているチョコレート。
トマトを果物に見立てゼリーにして、バジルでチョコレートとの調和を取ったそうです。
最初に説明を受けた時はパスタを思い浮かべましたが、チョコレートにしても美味しい。
2つ目はコーヒーとレモンのチョコレート。
シチリアではエスプレッソにレモンを入れて飲むようで、イタリアの味を表現したとの事でした。
これが意外(私の食に対する知識の少なさゆえ)に合う。この3つの中では一番好みかもしれません。
3つ目は取れたての厳選したカカオを使用したチョコレート。
カカオはカメムシが付くことがあるらしく、カメムシが付くと苦みが増して
しまうそうです。
一つ一つ手でより分けるそうで、とても手がかかっているのが分かります。カカオの香りが素晴らしく、多分初めてカカオの香りというものを感じました。
どれも素晴らしいものでした。
普段私が口にするチョコレートとの違いも感じることが出来ました。
昨年4Cという話をしましたが、
シガー(葉巻)・コニャック(ブランデー)・カフェ(コーヒー)・ショコラ(チョコレート)確かに4Cの一つに入れるだけのものはあると思いました。
チョコレートは奥深い。
彼らショコラティエが作り出している作品にふさわしいパッケージは何かをしっかりと考えていきたいと思わされました。
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