城南村田に入社したのは2006年、当時は紙を取り扱う会社で、最初は配送担当でした。フリーペーパーで募集を知り、まだ30代前半だった青沼社長の若さと、きれいな社屋に惹かれました。「紙業界って儲かるのか」と思いましたね（笑）。「将来的には一緒に経営を担いませんか？」という謳い文句もありましたが、いつか自分がグループ会社の社長を任されることになろうとは、そのころは夢にも思いませんでした。
紙からの転換をはかろうと、新規事業の開発を託されたとき、うまく結果が出せなかったことが悔やまれました。でもそのとき、自分たちで考え、自分たちで決めることに目覚め、リーダーとしての役割を意識するように。それがいまにつながっています。責任が重くて厳しいポジションではありますが、この立場だから経験できることも多く、学びながらやりがいを持って取り組んでいます。自分がそうであったように、ほかではなかなか得難い機会を得られる会社です。変化を前向きに捉えることのできる仲間に出会いたいです。

長年職人としてやってきましたが、ものづくりというのは、自分が作り上げたものに対して、満足感、達成感を味わえるのがいいところですね。仕上がりの正確さや、スピードを、常に意識しながら作業をしています。事務仕事より体を動かす仕事が好きな人、一つひとつの工程にこだわって向上心を持てる人が向いていると思います。明るく元気で、自分の意見を言葉にできる人と働きたいですね。
私は札幌から石狩に通っていますが、15キロの道のりは、適度なドライブだと思っています。食べ物もおいしいですし、いいところですよ。

従兄弟に誘われて札幌に出て来て以来55年、この道一筋です。技術が身につけば、私のように長く働けるのが職人の良さですかね。でも、営業マンなんかも、実は職人に向いていると感じていますし、技術職の人でも、器用貧乏なくらいのほうが、適性があるように思います。何事にも興味を持つタイプの人が向いているのではないでしょうか。
気が合う人はもちろんですが、自分より腕の立つ人と一緒に仕事をしてみたいと思っています。仕事への向上心はいまも失っていません。一緒に働きやすい職場にしていければと思います。