朱鞠内湖の釣り2

date_range2021/7/12
folderあおぬま通信

城南村田の代表 青沼です。
前回に引き続き朱鞠内湖の釣りをご紹介します。
>>前回の記事

前回はチェイスとバラシで終わってしまいましたが、今回はどうでしょうか?
前回の釣行から3週間後の6月12日・13日と再び朱鞠内湖へ行って来ました。

5月と比較すると釣り人がかなり少なくなっていました。渡船も30-40人いた前回と違い今回は4-5人しかいません。ベストシーズンが過ぎたことが感じられます。

水温が20度を超えると(イトウの適水温を超えるため)、シャローに魚が出てくる時間が減ります。多くの時間を水温の低い深めの場所で魚が過ごすようになり、釣れるチャンスが減ります。

また、5月に多くの釣り人が訪れる事で、魚の人間に対する警戒心が高くなります。これも釣りが難しくなる原因のひとつです。同じ理由で湿原の小河川など、水域が狭く、釣り人が少ない釣り場は夏でも釣りが成立します。

12日はいつものように早朝4時に渡船をしてもらいました。
今回は釣りをするだけでなくポイントを知る事も目的とし3箇所で釣りをしました。

朝一に入った場所ではセミが鳴き始めたタイミングで、魚が浮き始めました。セミルアーを投げていると、ウグイが何匹か釣れた後でイトウがセミルアーに飛び出しましたがフッキングしませんでした。

その後セミを捕食するために浮いているウグイを狙っているイトウがいるのではないかと考え、サカマタシャッドの5インチを使うと思惑通りにバイトが有りましたが、これもフッキングしませんでした。

2か所目のポイントではバイトがなく、14時にイタリヤと呼ばれているポイントへ移動しました。昼前から風も強くなり、キャスティングするのが大変になりましたが、移動しながら広く探って行きました。

夕方まで魚の姿を見る事無く、何もない時間が過ぎます。夕方18時過ぎ。風が止んだ瞬間に岬で駆け上がりへ向かってキャストとしたスプーンが重くなりました。

一瞬置いてから魚が首を振る感触が伝わり、数分後に初めてのイトウ(55cmと小さめのサイズでした)を釣り上げる事が出来ました。朱鞠内湖に来て34時間後のことでした。

翌13日は朝一に藤原島というポイントへ渡船してもらいました。
藤原島はこの時期に産卵を迎えるウグイが接岸するポイントです。

船の上から岸沿いを眺めているとシャローを回遊しているイトウを数匹確認することが出来ました。ウグイのサイズを考えジョインテッドクロー128を選び、一投目で62センチのイトウを釣ることが出来ました。

10時にポイントを変え14時まで釣りをしましたが、この朝一のバイトが最後になりました。

5月に訪れた時は、チェイスとバイトのみで魚を手にすることは出来ませんでしたが、今回は夕方と朝一に1匹ずつイトウに出会う事が出来ました。

5月から合計で7箇所のポイントを見る事が出来たので、おぼろげながら朱鞠内湖の釣りをイメージすることが出来るようになりました。後は80センチオーバーを釣るために必要なものを見つけないといけません。

朱鞠内湖のガイドの人から聞いたフライとルアーを比較すると、フライの方が釣れるイトウのサイズが平均10cm大きいという言葉がヒントになりそうです。

コメント欄

コメント一覧

現在コメントはありません。

コメントする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA