こんにちは。いつもお世話になっております。青沼隆宏です。 あおぬま通信第126号をお送りします。読みづらい部分もあるかもしれませんが、ご容赦ください。
僕は過去にうつ病を患ったことがあって、この7〜8年ほどは軽度のうつ症状と付き合っています。 「軽度」でとどまっていられるのは、睡眠がなんとか保てているから。 でも実際のところは不眠症です。 だから睡眠導入剤と睡眠薬、そして抗うつ剤を処方してもらいながら過ごしています。
たまたま良い先生と出会えたようで、体質にあった薬を見つけることが出来ました。薬のコントロールもわかってきました。睡眠導入剤は1-2錠。眠くなるタイミングを逃したら追加で1錠。睡眠薬は1.5-2錠。1錠だと大体4時間。2錠だと6時間熟睡できます。睡眠薬を飲まなくても眠れますが、睡眠が浅くて質の低いものになります。抗うつ剤は1錠のみ。これは増やすのも減らすのもNGです。
睡眠導入剤と睡眠薬は皆さんにもお勧めしたいくらい(実際は勧めしませんが)睡眠をコントロール(寝るタイミング・睡眠時間・質)する事が出来ます。 「うつ病」と聞くと、少し身構える方もいるかもしれません。 でも僕は、案外多くの人が、自覚の有無を問わず似たような症状を抱えているのではと思っています。
たとえば「朝からどうにも気分が乗らない日」ってありませんか? 僕の場合、「気圧が急激に下がる(あるいは上がる)事」と「個人的にNGな事」があって、そのどちらかが発生すると薬を飲んでいても睡眠の質が落ちてしまう。 そして睡眠の質が下がると、翌朝からダメな一日が始まります(朝から「今日は使い物にならないかも・・・」と思います。)
そんな日は、無理にアクセルを踏まないようにしています。 代わりにするのは、「ルーティンを大切にする」ことと「簡単な仕事から始める」こと。 まず、いつも通りノートにToDoリストを書いて、一番単純でボリュームの少ない作業を選ぶ。 使い慣れたPCの電源を入れて、いつものファイルを開く。 とにかく、あまり考えずに手を動かしてみる。 そうすると段々と調子が出てきて難しい・手のかかる仕事までたどり着く事もあります。 もちろん、上手くいかない日もあります。 でも、それは仕方がない。 「今日は何も出来なかった」と落ち込むより、 「今日は何もしない日だった」と、ただ認める。それでも一日は過ぎる。 そんなふうに、体調の波と上手につきあっていくことが、年齢を重ねるということなのかもしれません。
やる気が出ない日こそ、自分に寛容に。 それが、長い航路を進むための小さな処方箋かもしれません。
ちなみにカウンセリングに月一、トレーニングは月4回通っています。年齢を重ねるに従って段々と心身を維持する時間とお金が増えてきます。人生で最後に成し遂げたいことは牧場を経営する事。牧場内にケアハウス・高齢者ホームを作ってみんなで無理なく動物たちの世話をする。人生最後まで現役。しかも日々動物たちと触れ合っていたら癒された人生の最後を過ごせそうですよね。

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