透明性を求める製品のかなめ磨き加工

date_range2021/6/07
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城南村田の営業部、浅井です。
今月もあさい通信ご覧いただきましてありがとうございます。

城南村田という会社を少しでもご理解いただくために、マシンや社員をご紹介するあさい通信。
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今回ご紹介する工程は、磨き加工です。

NCで切削加工した後、磨くことによって刃物の切削痕を消します。特に透明シートでの成形は金型表面の状態がそのままシートに転写されてしまうので、ブリスターパックなど透明性を求める製品の金型では非常に重要な工程となります。

この工程を担っている松本さん(67歳)に聞いてみました。

浅)松本さん、色々聞かせてください。

松)高いよ~(笑)松本さんはノリが良く、いつも場を盛り上げてくれるような人です。

浅)(苦笑)普段、磨きの工程で難しいことって何ですか?

松)金型の形状にもよるけど、隅とか細かいところの加工痕をなくして均等に仕上げるが難しいかな?

浅)どんな風に磨いてるんですか?

松)広いところはルーターで細かいところは細い棒を使ってとか・・・。

浅)なんか肩がこりそうですね(笑)

松)腰に来るね(笑)特に「上」仕上げの指示だと磨きの目が出ないように常に考えながら磨いたりするから。でも、加工痕だらけの金型が、自分が磨くことによって綺麗になっていくのは気持ちいいね。

浅)なるほどですね。今後チャレンジしてみたい事ってありますか?

松)今までずっと同じような方法で磨いてきたけど、他の会社はどうやってるのかとか、もっと効率よくきれいに磨く方法はないのかとかずっと考えてるね。いつまでも同じだと進歩ないからね。

浅)大先輩でも進歩を考えていらっしゃるんですね。僕も負けられないですね。

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