城南村田の営業部、浅井です。
少しでも城南村田という会社をご理解いただくためにマシンや社員をご紹介するあさい通信。
今回ご紹介する工程はCAD/CAMデータ作成です。
城南村田では2Dはもちろん、最新の3DCADや3Dスキャナーを用いて設計し、CADソフトで作成された形状データを元に、CAMソフトで加工用のMCプログラム作成を行っています。
今回はこの工程に携わっている、王シュさん(中国北京出身、日本滞在歴20年)に色々と聞いてみました。
浅)王さんの仕事を具体的に教えて?
王)自社で設計したものやお客様が設計された成形品図面から金型図面に変換して、そこから金型のモデルを作成しています。
浅)この会社でデータ作成するようになってどれくらい?
王)9年目ですね。でも、だいぶ苦労しました。
浅)具体的にどういったところを苦労したの?(笑)
王)まずは日本語です。専門用語は一つ一つ覚えました。(笑)また、文系出身だったので、立体的なものの見方が苦手だったんです。でも、9年でだいぶ鍛えられましたよ。
浅)このCAD/CAMデータを作成する上で気を付けている点は?
王)大きく分けると2つですね。まずは、形状によって工具の使い分けがある点ですね。特殊な形状(アンダー形状や嵌合形状)を加工する場合は専用工具が必要ですし、樹脂型や金型など素材が変わることで工具も変えていかなければなりません。
2番目はプラグの形状ですね。金型のデータを作るのはもちろんですが、その金型で成形をする際に補助の役割をするプラグのデータも一緒に作成しています。どの箇所をプラグで押せばいいかを常に考えながらデータ作成しています。
浅)なるほどね。王さん今後の目標があったら教えてください。
王)そうですね、今はデータ作成だけなので、将来的には自分で作ったデータを自分で加工できるようになりたいでね。
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