フェイスシールド無償提供の取り組み

date_range2020/6/15
folderあおぬま通信

城南村田 代表の青沼隆宏です。
先月「フェイスシールドを10,000枚無償提供する」という取り組みを行いました。

5月11日にプレスリリースを行い、13日から17日まで医療関係者等を対象に応募を募りました。約17,000枚(約700件)の応募がありました。それぞれの方々が抱えている事情や悩みがメールから伝わってきて、とても選ぶことが出来ませんでした。

結局7,000枚オーバーしましたが、応募者全員へ無償提供することにしました。

この取り組みは朝日新聞や東京新聞その他メディアへ取り上げられ、本当に多くの人たちから感謝の言葉を頂きました。この「あおぬま通信」では我々の感謝の気持ちは応募してくれた皆さんには届かないかもしれませんが、「こちらこそ、この取り組みに協力して頂き本当にありがとうございました」と、深く我々の感謝をお伝えしたい気持ちです。

当初は状況がよく理解出来ず、報道で知った「医療現場で足りない」という情報を頼りに医療現場等に限定して始めましたが、他からも取り組みの対象にして欲しいという情報を頂きました。

結果、全国の様々な方からご連絡・ご応募を頂きました。直接お話をさせて頂いた方たちも何十人といらっしゃいます。皆さまにご協力いただけたお蔭で、色々な事を教えて頂きました。

コロナ禍で政府からの緊急事態宣言が出され、70-80%の移動抑制要請がありました。我々はモノづくりをしているため社員の移動を30%以下にする事が出来ません。当初は自分自身でも気が付きいていませんでしたが、要請に応えられない我々自身を悔しく思っていました。今回の件でモノづくりを通じてコロナ禍の社会へ能動的に貢献する事が出来ました。

皆さんからいただいた言葉にどれだけ我々が励まされた事か。それをお伝えするのはとても難しいですが、これからも様々な情報に耳を傾け、モノづくりを通じて何かを解決出来る企業でありたいと思います。

普段は裏方でモノづくりを行っていますが、思いがけず光を当てて頂き、改めて「モノづくり」の良さを教えていただけた思いです。様々な事に気づくきっかけを頂き本当にありがとうございました。

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