ヒラマサからの学び -あおぬま通信-

date_range2024/5/13
folderあおぬま通信

城南村田ホールディングス 代表の青沼です。

久しぶりに玄界灘へヒラマサを釣りに行きました。3日間投げ通しました。1人700投は投げていると思います。7人で行きましたので合計5,000投弱。船中で釣れたのは2匹。約0.04%の確率です(メチャクチャ低い!!)僕のルアーは5回、魚にチェイスされているのを目撃することが出来ました。

玄界灘は珍しく海が凪いでいて(荒れているのが普通です)、それが釣果に大きく影響したと思います。5匹のチェイスがありましたが、結局1匹も僕のルアーには触れませんでした。直前で僕のルアーは偽物だと見切られたという事です。逆に言えば、普段は荒れている水面を利用して(見切らせないで)偽物であるルアーに対して口を使わせていると考える方が自然です。

話は少し変わりますが、東京の城南村田ホールディングスではソフビの製造を行っています。ルアーに「フロッグ」(フロッグと呼ばれていますが、「かえる」ではありません)と呼ばれるソフビ製のルアーがあります。

このルアーは水草の多い場所で使うように針をソフビ製(柔らかい)のボディに添わせるように装着することによって水草に引っ掛からないように作られています。また、このルアーは重さの割によく飛びます。多分フックがボディと一体化しているために空気抵抗が少なく、それが飛距離に影響していると思います。

海の釣りでは飛距離はかなり重要になります。ナブラ(魚がエサとなる小魚を水面に追い詰めて捕食している状態)が発生しても、届かなければ釣れません。そこで、フロッグと同様の構造にして遠投出来るルアーを作ると良いのではないかと以前から検討していました。また魚は振動に敏感な為硬質なプラスチック製や木製のルアーと比較するとソフビは柔らかい振動を出すので、そこも効果的なのではないかと考えました。

ところが、今回の状況を検討すると飛距離を得る為のソフビ製ルアーの構造が問題になるのではないかと考えるようになりました。基本的に魚は疑心暗鬼でルアーを追っている可能性が大きく、荒れているので口を使ってしまう。

魚は手がないので、ちょっかいを出すにしても口を使うはずです。その際に口に針を掛けるには触れたらかかるような鋭い針がブラブラとルアーにぶら下がっている状況がベストだと思います。ですが、針をぶら下げると飛距離に影響するはずです。すると異なった振動を出す点を除けばソフビ製にする理由が薄くなってきます。どうすれば良いのか、模索は続きます。

ソフビ製のこれまでにないようなルアーを開発したいと思っているのですが、工夫がもう少し必要そうです。開発するのは難しいですね。かまたレンズトレーのように使う人の意見を聞きながら開発出来るものと違い、同じものづくりでもルアー(魚に意見を聞けないようなもの)を作れる人は素晴らしいと思います。

コメント欄

コメント一覧

現在コメントはありません。

コメントする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA