北海道のフライフィッシングについてーあおぬま通信

date_range2023/9/11
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城南村田ホールディングス 代表の青沼隆宏です。
今回は北海道で久しぶりに再開したフライフィッシングについてお話しします。

北海道は、その壮大な自然、綺麗な水、多様な釣り場で、(トラウト好きの多い)フライフィッシャーマンにとって楽園のような場所です。あまり知られていないと思いますが世界中からフライフィッシャーマンが訪れています。

北海道は清澄な川や湖が豊富にあり、その多くは釣りに適しています。難点はどこから釣り場へ入ってよいか分からない場所が多いところです。

これはアメリカでも経験しましたが、川へ入りやすそうな場所は誰かの所有地を横切らないといけないような場所が多いのです。同じ理由で川から出る場所も計画を立てておかないと困ることになります

春から雪代が収まる6月までは海のサクラマス(川のサクラマスは禁漁です)やアメマス狙いが主になります(この釣りは僕の技術では太刀打ち出来そうもありません)。

6月に入り雪代が収まってくると川のフライフィッシングの季節になります。川のシーズンはあまり長くなくて10月には落ち葉によって釣りが成り立たなくなってきます。11月・12月は湖で釣りをすることは可能ですが、過酷な環境下での修行の様な釣りになります。

12月になると気温がマイナスまで下がる(時によっては11月でも)のでラインが凍ってしまい釣りが成立しなくなることもあります。

北海道ではさまざまな魚が釣れます。主要な対象魚にはイトウ、ニジマス、ブラウントラウト、サクラマス(海)、ヤマメ(禁漁期間があります)、アメマス、オショロコマ、イワナなどが含まれます。

季節や場所によって、さまざまな魚釣りを楽しむことができます。僕自身は(フライフィッシングの技術的な問題もあり)小規模な河川で綺麗なトラウトを狙うのが好みです。

北海道は道北と道東に素晴らしい釣り場が多いですが、サイズを問わなければ札幌近辺にも楽しめる釣り場があります。私が住んでいる手稲区には三樽別川という3面護岸された川があります(街中ではとても釣りをしようとは思いません)が、車で5分も上流へ走れば自然な渓相になり釣りが可能(ちなみに僕以外の釣り人を見かけた事はありません)です。

ほんの少しの時間が空いた時に三樽別川へ行ってニジマスやヤマメを1匹釣って満足して家に戻る・・・なんて事もしています。札幌市内を流れる川では琴似発寒川や真駒内川でも同様に楽しむことが出来ます。簡単には釣れませんが、1時間程走れば千歳川で60cmオーバーのブラウンや余市川で50cmオーバーのニジマスを狙うなんて事も出来ます。

フライフィッシングは、釣りの中でもキャスティングやラインの取り扱いに技術が求められる釣り方です。フライロッドとフライラインを使用して、手作りのフライ(毛ばり)を投げて魚を釣るこの方法は、技術的なハードルが高い為、うまく釣ることが出来たときには技術的にも釣果の面でも他の釣りでは味わえない満足感があります。

フライフィッシングはフライを自分で巻く(作る)ことから釣りが始まります(もちろんフライを購入することも可能です)。釣り場に行って様々な毛ばりを試し、そこに生息している生き物や魚が何を食べているのかを観察して、捕食されている生き物を模したフライを魚の目からどう見えるのか想像しながら巻きます。フライフィッシングは釣りに行く前から始まっています。

北海道は、釣り人にとって楽園のような場所です。近場でも釣りが出来る場所も多く、美しい水域、多様な釣り場、四季折々の楽しみ、そして豊かな自然が、北海道での釣りの価値を高めています。釣りが趣味ならばフライフィッシングに限らず、北海道へ出かけてみてください。きっと素晴らしい体験が待っています。ただし、クマには気を付けるように。

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