大樹が得意とするビク型製造とは、どんな技術?ーコウバニュース

date_range2023/3/20
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城南村田グループ会社の大樹が得意とする技術の1つが、ビク型製造です。
大樹では主にビク型、シール型、ピナクル型、治具などを取り扱っておりますが、今回はビク型製造についてご案内します。

ビク型とは切り抜きたい形状に刃物を曲げ、その刃をベニヤ板で支えたもののことです。

一般的に東日本ではビク型、西日本ではトムソン型と呼ばれています。金型(プレス型)と異なって、鉄は抜けませんが低コスト短納期で製造可能な抜き型です。

■ビク型の対応素材(一例)

ビク型は、幅広い材質で使用されています。
その一部をご紹介します。

・紙、コートボール、段ボール
・銅箔、アルミ箔・両面テープ
・ゴム、ウレタン、シリコン、スポンジゴム
・PET、PP、ルミラー、ポリカーボネート
・フェルト・ビニール
・各種皮革、合成皮革
・布

どのような所で使用されているのか?

スポンジゴム、電子機器内の基盤用フィルム、カード、真空成形、OA機器・AV機器の内装フィルム、ステッカー、携帯部品、食品など様々なものの打ち抜き加工で使用されています。
ほこりの付着が許されないようなクリーンルームでの加工にも対応しています。

わたしたち大樹が得意とするビク型私たち大樹は、主に工業関係で使われる精密なビク型を得意としています。

精密なビク型は、一般的なビク型と違って高い交差要求が求められます。製品寸法精度要求によっては、0.05mm~0.2mm単位の寸法精度が求められます。


〇職人の加工技術
他社では出来ない材料、複雑な形状の抜型でも熟練の職人たちが手作業により一つ一つ丁寧に仕上げていきます。技術を追求しながら、よりお客様へ最高のパフォーマンスでお応えしています。納品後もアフターフォローの体制ととり、私たちが作った商品に責任を持って取り組み「頼んでよかった」と思っていただくこと。それが私たちの喜びです。

〇お客様の図面をデータで徹底管理
お客様からご依頼頂いた型は、社内で全てデータとして蓄積しています。2回目以降の発注時に、発注図面とデータを照らし合わせの上、仕様や寸法の確認がデスク上で容易に出来ます。注文内容を過去のデータと照合できるため、迅速な対応が可能です。

〇試抜きテスト
出来上がった商品は納品前に弊社でテスト抜きを行うことで、形状・刃高バランス・寸法の確認をして、更に完成度を向上させた上で、納品いたします。

有限会社大樹
埼玉県川口市上青木6-37-7
TEL:048-261-7077
https://u-daiki.jp

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