埼玉県川口市にある抜型を得意とする大樹の代表 浅井です。
11月になりました。今年も残すところ、あと2か月を切りました。毎年思いますが、月日が経つのは早いですね。
先日、娘の小学校の運動会がありました。コロナ禍で迎える運動会も3回目。コロナ感染拡大規制も最近では色々なところで緩和されていますが、娘の通う学校は昨年同様、一学年ごとに時間を分けての開催でした。
観覧も一家族2名までの制限なので、ほとんどおじいちゃん、おばあちゃんの姿はありませんでした。学校側の配慮で致し方ないですが、何となく、運動会というより体育の授業参観といった感じでした。
私と同年代の方は大体同じだとは思いますが、小学生の頃の運動会を思い浮かべると、スニーカーを履くより裸足の方が速く走れると信じて裸足での徒競走での順位に一喜一憂したり、体育の授業でずっと練習した組み体操したり、家族と一緒にお弁当を食べたり・・・。
娘の運動会では、安全の観点から裸足NG、徒競走の順位はつけない、お弁当は児童だけで教室で食べる、といった形で昭和世代からするとだいぶさみしい感じです。でも令和世代はこれが当たり前になるんでしょうね。
そんな中、徒競走である男の子が途中で転んでしまいました。すぐに隣のコースで走っていた別の男の子がゴールに向かうのを止めて、その子のそばに駆け寄り、起こしてあげて、その子のスピードに合わせるように隣を走って一緒にゴールしました。
観覧者からはひと際大きい拍手があがりました。転んだ子も助けた子も誇らしげな笑顔が印象的でした。
順位のつけない徒競走に物足りなさを感じていましたが、順位をつけないからこそ、仲間を思いやる気持ち、最後まであきらめない気持ちが生んだ行動だったのもしれません。
帰ってから娘にその件を話すと「それより私一番にゴールしたからご褒美買って!」と。順位のつけない徒競走は娘には意味がないかもしれません(笑)
来年こそコロナの影響もなくなって、全学年合同での運動会となればと思います。
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