【世界お菓子カレンダー】華やかなメレンゲ菓子『パブロバ』(Pavlova)

date_range2022/4/07
folderスペシャルレポート

世界にはさまざまな「季節のお菓子」があります。
連載「世界お菓子カレンダー」では、フランス・グルノーブルのパティスリーで研修した製菓衛生師のMamiさんに、「世界のさまざまなお菓子」のルーツなどを季節に合わせてご紹介いただきます。

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イチゴの美味しい季節です。冬に比べると価格もずいぶんと下がって、嬉しいかぎり。華やかで可愛らしいイチゴがスーパーに並ぶのもあと1か月くらいでしょうか。少々焦りのような思いで、イチゴをたくさん使った『パブロバ』(Pavlova)を作ってみました。

パブロバは、オーストラリアニュージーランド生まれのメレンゲ菓子です。名前の由来は、1900年~1930年に活躍した『瀕死の白鳥』で有名なバレリーナ、アンナ・パヴロワです。

アンナ・パヴロワが、公演でニュージーランドとオーストラリアを訪れた際に、記念菓子として生まれ、彼女もそれを口にしたと言われています。どちらの国が先かはよく分かっていませんが、美しいバレリーナをイメージしたメレンゲに、生クリームと季節のフルーツを飾ったお菓子であることに変わりありません。

特別な型や道具を使わずに作ることができます。ぜひ、お試し下さい!

【メレンゲの材料】
卵白…80g(Lサイズ2個)
グラニュー糖…100g
コーンスターチ…小1
レモン汁…小1

【仕上げ材料】
生クリーム…100g
グラニュー糖…10g
イチゴ…7~8個
ミント…適量

【作り方】
①ボウルに卵白を入れて、ハンドミキサーで泡立てる。ふんわりと泡立ってきたらグラニュー糖を5回に分けて加えながら、さらに泡立てる。しっかりと角が立つメレンゲにする。

②コーンスターチとレモン汁を加えて、ハンドミキサーの低速でさっと混ぜる。

オーブンシートを敷いた天板の上に、②を直径約18㎝の丸形になるように広げて、スプーンで中心を少しくぼませる。

④形を整える。
※この作業は省いても構いません。

⑤100℃のオーブンで約2時間焼き、そのまま30分以上オーブン内で冷ます。外側を爪で軽く叩いて、コンコンと軽い音がすればよい。

⑥クリームにグラニュー糖を加えて、8分立てにする。

⑦完全に冷めたメレンゲのくぼみに、⑤を入れて上部にも広げて塗る。

⑧イチゴとミントを飾って仕上げる。

サクサクのメレンゲを崩しながら、生クリームと甘酸っぱいイチゴを一諸に食べるのがおすすめです。

外はサクサク、中はふんわりとしたメレンゲ。甘いけど軽くて美味しい!
ついつい、食べ過ぎてしまいそうです。


(写真・文 Mami)

Mami

製菓衛生師。
日本菓子専門学校卒業後、フランス南東の街グルノーブルのパティスリーにて研修。帰国後、洋菓子店勤務を経て、1997年から小さなお菓子教室を始めて現在に至る。

季節感を大切に、素朴かつ洗練されたお菓子づくりを心がけている。

ブログ  https://ameblo.jp/mami-skitchen-sweets/

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