変化はチャンス-あおぬま通信

date_range2022/1/05
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通信も8年目に入りました。
長いようであっという間でした。
今年で52歳になりました(1月1日が誕生日です)ので、45歳になった時から始めたんですね。

さて2022年になりました。
日本では2020年から始まったコロナ禍ですが、その影響で弊社も含む多くの企業の業績が悪化しました。

一方で大きく業績を伸ばしている企業(インターネット通販やテレワーク等のサービスを提供しているような企業)もあります。その代わりではありませんが、コロナ禍の影響でテレワークが一般的に認知されるようになりました。
また、業績の悪化に伴い会社の売却を検討している経営者も増えたように感じています。

2021年は、そんなコロナ禍の影響下で札幌の有限会社スズキ工業所のM&Aを行いました。もともと妻が将来北海道へ引っ越したいと言っていた事、スズキ工業所の会長・(先代)社長ご夫妻の人柄に惹かれた事が大きな理由です。

もちろん、ビジネス的にも金型製造の一部を地方へ移管させたり、これまで行っていなかった製造方法(鉄工・プレス)を入手出来たり、顧客層を広げるという目的もあります。

社員にテレワークを身近に感じてもらうためにも私自身が単身札幌へ引っ越しました(とは言っても10日から二週間程度東京にいます)。札幌は羽田空港から新千歳空港経由で、3時間程度で到着します。我々は大田区が拠点なので、日帰り出張も出来ます。

札幌へ引っ越して、札幌はテレワークが出来るとワークライフバランスが非常に優れている事、食事がとても美味しい事、アウトドアが大好きな人間にはとても良い場所である事、それと東京のマーケットがとても大きい事、大田区の地価が異常に高い事も気が付きました。大田区は試作等の拠点としては良いかもしれませんが、大きな土地を必要とするモノ作り(大きなものを作る・大量生産を行う)には向いていません。

北海道へ行き、新たに漁師さんの仕事を受ける事が出来るようになりました。今では、ほぼ毎月稚内へ出張しています。

稚内の海辺に立つと樺太が見えます。
樺太(南半分)はいわゆる北方領土問題には含まれていませんが、サンフランシスコ条約の見解が相違していて、日本とロシアの間で帰属問題があるようです(ロシアが実効支配しています)。

そんなに近くに見えると、この海を越えればロシアに行けるんだなぁ・・・という気分になってきます。

今年はコロナ禍が落ち着いたらロシアに行ってみるのも面白いのではないか?と思わされます。関係ないですが、日本とロシアに平和条約が未だに締結されていない事を始めて知りました。学生時代に勉強していなかったせいですかね。

2022年は昨年を超える更なる変化の年とします。
コロナ禍も収束するでしょうから、大きく変化する最後のチャンスかもしれません。

肌感覚ですが、10年に一度程度は大きな事が起こり社会全体の価値観を揺さぶります。当然、その揺さぶりでダメージを受ける企業と飛躍する企業があります。

10年後は60歳を過ぎています。
次の変化の時は、飛躍できる企業になるために挑戦します。

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