城南村田の浅井です。
城南村田という会社を少しでもご理解いただくために、マシンや社員をご紹介するあさい通信。
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今回ご紹介する工程は、設計・3Dスキャン・レーザー加工です。
城南村田では、大きく分けて二つの設計方法があります。
一つ目はデータでの設計です。
実際のチョコレートやクッキーをノギスなど使って測定しながら、またある時には部品などを3Dスキャナーで読み取り、CADで設計します。
もう一つは、チョコレートやクッキーを実際に当てながら木型師が手彫りで進めていく形です。この際にも手彫りの型をスキャンすることでデータ化することが可能となります。
また、新しい企画の試作品やプラグ作成にレーザー加工機を使用しております。
今回は、CAD設計・3Dスキャン・レーザー加工を担当する野沢君(入社6年目31歳)に色々聞いてみました。
浅)野沢くんの担当している工程って多いね~。
野)そうでもないっすよ。設計と3Dスキャンって結構つながっている工程ですし、実際にノギスで測定しづらい形状だったらスキャンしたり、と設計する上では自分で選択できるので逆にいいですね。社内での新しい企画の試作を設計する際にも自分が実際にレーザー加工することで、試作品の改善点がわかりやすくなりますね。
浅)なるほど~。
密接に関係してるわけね。気を付けている事ってある?
野)そうですね、設計は例えばお菓子トレーだと過去の設計を参考にお客様ごとの好みを意識してますね。それと同時に取りやすさだったり、成形性も考えたりしながら設計します。
レーザー加工に関しては、素材や厚みに応じてレーザーの出力や移動速度、照射距離を今までの経験や先輩に教えてもらったりしながらやっています。
浅)そうなんだね。確かに過去の類似形状で新規作成ってあるけど、それぞれの好みとか風合いってあるもんね。
ところで野沢君はずっとこの工程をやってたの?
野)最初は設計だけだったんですが、レベルアップのためにレーザー加工をやらさせてもらえるようになって、その後3Dスキャナーも任せてもらえるようになりました!
浅)おおー。頑張ってるね~。今後はチャレンジしたい事とかあるの?
野)まあ、まだ先の話になるかもしれませんが、CAMデータを作れるようになって、何れはMCのオペレーションもしてみたいです。
浅)自分で設計したトレーの金型を作るまでできたらすごいね。これからの野沢君に期待します!!
野)頑張ります!!
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