実は蒲田は知る人ぞ知るグルメシティ!
城南村田にいらっしゃった際にはぜひ立ち寄ってもらいたい蒲田グルメをみなさまにご紹介する連載を、青沼社長の発案で始めることになりました。
私は青沼社長の中学・高校の同級生で、ライターをしております鎮目(しずめ)と申します。この連載を担当しますので、どうぞよろしくお願いします。
さて、記念すべき第1回は、多分城南村田から一番近いところにある中華料理のお店「中華龍(ちゅうかドラゴン)」からスタートです。
このお店、城南村田から一本道でわずか170メートル。およそ2分歩いて「三軒通り」にぶつかったところにありまして、ぶっちゃけ見た感じそんなに期待できるようには思えないお店なのですが、いやいや実はこれがトンデモない名店でした。
何が美味しいか?というと、まず何といっても「餃子」が素晴らしく美味しいです。餃子の名店がシノギを削っていることで有名な蒲田に、またひとつ新たな名物餃子が加わったと言っても過言ではないかもしれません。
=餃子がとにかく絶品=
これがその「手作り焼き餃子」です。ピータンと一緒に注文しました。値段はなんと、どちらも299円!驚きの安さですよね?
実はこのお店、メニューの種類がなんと全部で200種類以上もあるのですが、その中のかなりのメニューが「299円均一」と「599円均一」なのです。
しかし、安いからといって美味しくないわけではありません。「手作り焼き餃子」を一口食べて、青沼社長も私も思わずうなりました。普通の餃子とは少し違う、エキゾチックな風味を口の中に感じたからです。
なんだろうこれ?
早速お店の女性店員さんに聞いてみると、「あー、コレは羊の串に使うヤツが入ってるね」との答え。そう、「クミン」が入っていて独特の味わいになっているのです。
クミン入りの餃子は、あまり一般的ではないと思いますが、これがとても良い感じです。何といったら良いのか…うーん、まあ食べてみてください。
そうしたら分かります!さっぱりしていますし、お酒がどんどん進む「おつまみに最適」な餃子です。ぜひお試しください。
=珍しいメニューを「手作り」で=
他にも「塩漬けキャベツ」を頼みました。キャベツのお漬物が出てくるかと思ったら、生のキャベツを塩ダレにつけて食べるもので、少し意表を突かれましたがこのタレがなかなか美味しかったです。
もう一品「塩漬け玉子のネギソースかけ」は品切れでした。人気メニューっぽくて美味しそうだったので残念でしたが、自家製塩漬け玉子のため売り切れると作るのに時間がかかるそうです。
こうした玉子を、買ってくるのではなく自分の店でちゃんと作っていることからも、この店がしっかりしていることが分かります。
=「裏メニュー」もあるかも=
品切れなのが申し訳ないと思ったのか、女性の店員さんが、メニューには載っていない限定メニューを勧めてくれました。
それがこちら、「豬大腸鍋(豚の大腸の鍋)」です。大腸には臭みがなく、新鮮で丁寧な下処理がしてある感じでした。
こうしたメニューにはないオススメがあるかもしれませんから、聞いてみてもいいかもしれませんね。他にも・・・
などを頼みましたがどれも本場の味に近く、美味しかったです。そして安い!
=シェフは日中両国で20年の経験=
それにしても、品揃えが四川料理中心にかなり珍しい料理まで豊富です。一体どんな人がシェフをしているのか聞いてみたところ、上海や南京の近くにある「安徽省(あんきしょう)」出身で、14歳から中国で10年、その後日本で10年修業した、若いけれども経験豊富な方でした。
女性の店員さんもとても親切な方で、丁寧に説明をしてくれますし、そういった意味でもオススメのお店です。
ぜひ、一度行ってみてくださいね〜。ではまた。
<お店情報>
中華龍(ちゅうかドラゴン)
〒144-0053 東京都大田区蒲田本町1-7-5
営業時間 11:00〜15:00 17:00〜24:00
(文・写真 鎮目博道)
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