幼馴染の話

date_range2019/10/01
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真空成型金型 城南村田の青沼です。

先月の台風15号、先日の19号と立て続けに大きな台風が来ました。
先月の15号の時にもこんなに強い台風は初めてだと思いましたが、19号はそれにも増して強い台風でした。

身近な多摩川が氾濫するなど人生で初めての事も有りました。
これまでの経験をベースに考えてはいけないと思わされました。

幸い自宅も会社にも大きな被害はなく安心しました。

あおぬま通信56号で話をした幼馴染が、先月亡くなりました。
亡くなる前の1か月くらいは小学校卒業以来、最も多くの話しをする事が出来ました。

誰もがいつかは死にますが、彼は死が近いことを知っていて、
僕は死がいつ訪れるかを知らない点が違う。

彼も1年前は僕と同じ様にいつ訪れるかを知らない側の人間でしたが、
今は知っている人間になった。

それが本人の何を変えたのか?
そんな質問をしました。

自分がやりたい事を優先して生き方が変わった。
やりたい事をベースに人生を決めていくことが出来たら、素晴らしい人生になると思うよ。
と言われました。

期限を意識することが出来れば大切にしたいもの、優先したいものが変わると返答してくれました。

想像出来るような答えでした。

自分自身を振り返って私がやりたいことを優先出来ていないとすれば、それは自分の期限が分かっていないからだと思います。

あるかどうか分からない老後のための貯金や、
ならないかもしれない病気のための保険に対してお金( =時間)を費やしてしまいます。

そのためにやりたいことを我慢する。
やりたくない事も一生懸命やる。
何のために生きているのか分からない状況に陥ってしまう。「お前はまだ
50歳だ。

十分もやり直すことは可能なんだから、もっとやりたい事をやれ」と最後に言われました。無理をしているように見えたのかもしれません。

いつ人生が終わりを迎えるかはわかりませんが、色々なことに期限を付け、立ち
止まり、前向きに考えて人生を過ごす必要があると考えさせられました。幼馴染との再会は考え直す最初のきっかけなのかもしれません。

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