お世話になっております。大樹の浅井です。
今月も「あさい通信」をご覧いただきありがとうございます。
気づけばもう11月。朝晩の冷え込みも増し、冬の気配を感じるようになりました。
この時期になると毎年、「そろそろ大掃除をしなきゃ」と思いつつ、結局12月末に慌てて始めるのが恒例の私。(毎年我が家は大掃除場所が振り分けされ、私の担当場所が終わってなくても手伝ってくれません 泣)
しかし今年は少し違います。なんと、例年よりずいぶん早く“大掃除”を始めたんです。

きっかけは、ある休日の朝。
妻が洗濯物を干しながら何気なく言いました。
「ねぇ、テレビ台の裏、ホコリが溜まって白くなってるけど?」
……その一言にすべてを見透かされた気がしました。(テレビ裏は私の担当・・・。)
見て見ぬふりをしていたテレビ台の裏を覗くと、そこにはティッシュの切れ端や謎の輪ゴム、見覚えのないボタンが鎮座。
その状態を目の当たりにして、私の中で急にスイッチが入りました。
とはいえ、一気に掃除するのは無理があります。
最初の10分でやる気を使い果たし、あとはコーヒー休憩になるのがいつものパターン。
そこで今年はあえて“1日30分だけ掃除する作戦”を採用しました。
朝のコーヒーを淹れている間に照明の傘をきれいにしたり、靴箱の上を拭いたり。
ある日はクルマのドリンクホルダーを掃除したのですが、なぜかベタベタ。
「なんでこんなに粘ってるんだ?」とぼやく私に、妻が「あなたの缶コーヒーの跡じゃない?」とズバリ。
……思い当たる節がありすぎて何も言い返せませんでした。
掃除をしていると、懐かしいものも出てきます。
娘が幼稚園のころに描いた落書き帳を見つけたときは、思わず手が止まりました。
絶賛反抗期中ですが(笑)、まだ“かわいかった頃”の思い出に浸りすぎてしまいます。
家が少しずつきれいになっていくと、気持ちまで整っていくような気がします。
年末を迎える頃には、「もう掃除終わってるじゃん!」と言えるくらいが理想。
今のうちから少しずつ進めて、今年は穏やかな年の瀬を迎えたいと思います。

掃除をしていると、つい“捨てるかどうか問題”で悩みます。
妻は「1年使わなかったものは処分!」派。
私は「いつか使うかもしれない」派。
結果、クローゼットには“お互いの妥協ゾーン”が存在しています。
先日その中から、10年前に買った腹筋ローラーを発見。
妻に「これ、使ってるの?」と聞かれ、「使う予定はある」と答えたら、無言でゴミ袋を差し出されました(笑)。
――今度こそ、使います。たぶん。



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