お世話になっております。大樹の浅井です。今月もあさい通信ご覧いただきましてありがとうございます。連日の強烈な暑さと突然の雷雨に振り回された8月でしたが、9月になっても状況はしばらく続きそうですね。とは言え、朝晩が涼しくなってきましたし、日が少しずつ短くなってきました。あの猛暑から解放されるのはありがたいですが、夏の終わりは少し寂しいですね。

お盆休みには妻の実家の新潟に帰省しました。娘も中学生になり、部活や塾など彼女のスケジュールを家族に合わせることが難しくなってきました。お盆休みは毎年帰省していましたが、それもあと何年出来るか・・・といった感じです。　帰省すると実家でゆっくりして過ごすというのが通例でしたが、今回は仕事を引退して外出することがめっきり少なくなった両親に気分転換をしてもらおうと近場に旅行に行きました。

向かった先は、実家のある小千谷市から車で1時間ちょっとにある弥彦山。新潟県のパワースポットとしても有名な弥彦神社もあります。標高が東京スカイツリーと同じ高さの634mある、弥彦山頂上付近まで車で向かうと、パノラマタワーなるものがありました。360°ゆっくり回転しながら100m上昇する展望台です。

高所恐怖症の私は気乗りしませんでしたが、私以外は乗る気満々。「上まで行かなくても景色きれいだね」という言葉には誰の耳にも届かず、渋々乗る羽目に(笑)。外観からも年季を感じておりましたが、入り口に「祝！開業50年」の文字。その歴史がさらに恐怖を煽ります。

上昇中は何度拭いても手汗が止まりませんでしたが、段々と慣れてきた頃には目の前に日本海の絶景。

回転した反対側は米どころ新潟の越後平野に広がる田園風景。

水平線と地平線の絶景を同時に楽しむことができました。晴れていれば、佐渡島が見えるそうですがあいにく曇っていたため見ることは出来ず。

あと何度両親とこうやって出掛けるかはわかりませんが、初めて訪れた娘に両親が嬉しそうに「あそこが佐渡で、あの辺が小千谷で・・・」と説明してくれる様子を見て少し親孝行出来たかなと感じました。