城南村田の営業部、浅井です。
城南村田の機械をご紹介するあさい通信。
今回は「パンタグラフ式彫刻機」をご紹介致します。
パンタグラフとは、元来製図用に用いられ、ピンを取り付けたアームをモデルの溝に沿って移動させることで、もう一方のピンで同一の形状を複製・拡大・縮小させることができる菱形の機構です。
当社では、このパンタグラフ式彫刻機を金型にロゴや品名などを彫刻する際に使用しております。
昔は金型への彫刻作業は全てこのパンタグラフ式彫刻機で行っておりましたが、現在はNC装置の普及により、マシニングセンタなどで金型加工と同時に行ってしまうことが多くなりました。
また、この彫刻機を使用するためには、モデルとなるロゴやアルファベットのプレートを大量に保有しなければならないという点があります。
しかしながら、今でもナンバリングなどを加工する場合、NC装置で加工するより簡便に作業が出来るため、この機械で加工することもあります。
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