ライオンズ ―あさい通信―

date_range2024/8/02
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お世話になっております。大樹の浅井です。今月もあさい通信ご覧いただきましてありがとうございます。今回のあさい通信はマニアックな内容となりますこと予めご了承ください(笑)。

オールスターも終わり、プロ野球もいよいよ後半戦です。そんな中、我がライオンズは歴史的な最下位を独走中です。交流戦が始まる前に松井監督休養となりましたが、長年のファンでも試合を観るのが苦痛な日々が続きました。ほとんどの試合を観る私でも、今年の試合は打者が一巡する3回までで諦めることが多くなりました。交流戦から渡辺GMが監督代行となり、それをきっかけに・・・、というほどプロは甘くありませんでした。それからも連敗が続いて7月下旬の段階でマリーンズには一勝も出来ていない現状です。それでも観てしまうのはファンの性でしょうか(笑)。

勝てない試合ばかりを観るのはつらいですが、そんな中でも印象深い試合がありました。6月12日の対カープ戦です。7連敗中だったライオンズの先発は今井達也。連敗脱出に向けて7回を投げて2失点と好投しますが、打線の援護なく2-1で敗れて8連敗となってしまった試合でした。最後の打者となったのはキャプテンの源田壮亮。ふがいないチームにキャプテンとしてのプレッシャーは相当なものだったと思います。残念ながら打球は一ゴロ。それでもヘッドスライディングで飛び込みますが惜しくもアウトで試合終了。泥だらけのユニフォームの源田は一塁で、項垂れてしばらく立ち上がれずに男泣き。マウンドに集まって勝利を喜ぶカープナイン。

昨年ブランドCOACHとのコラボで獅子女ユニフォームが配布され話題に

そんな源田にライオンズベンチから一人、駆け寄りました。今井でした。源田の肩を軽く叩いて、何か言葉をかけたようでした。その今井自身も泣いていました。そして共に引き上げる様子を見ていた私も泣いていました(笑)。

2016年夏の甲子園、作新学院で優勝投手となった今井。将来のエース候補としてドラフト1位で入団。背番号は、その年にFAでイーグルスに移籍した岸孝之のつけていた「11」。球団の期待の大きさの表れでした。しかしながら入団後は期待通りの成績は収めていないのにもかかわらず、外見は派手な金髪ロン毛になったり、いちファンとしてはあまり好きな選手ではありませんでした。

ところが、2022年の契約更改で成績不振を理由に背番号「11」を自ら返上。今シーズンからは金髪ロン毛を黒髪短髪へ。今井自身の覚悟というものが感じられました。そして、今回の涙。一気に今井達也のファンになってしまいました(笑)。

今シーズンのファンクラブ特典の観戦チケットは未だ使えずにいます。今井の先発試合を観に行こうと思っています。

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