精密抜型を得意とする埼玉県川口市にある大樹の浅井です。
先日、娘の小学校卒業式でした。何だかあっという間に中学生だな、というのが正直な感想です。小さい時はどこに行っても私にくっついていた娘も最近では家族で買い物に行くと、母親と友達のように腕を組んで歩き、私はその数歩前を一人で歩くことが当たり前になりました。ショッピングモールでは同じようなお父さんをよく見るので、勝手に同志だと思っています(笑)
そんな娘の通ってた小学校は、私も通った小学校です。私が通ってた頃から約40年。その分、外観は古びましたが、教室にエアコン完備、一人一台のタブレット支給という、当時とは全く違う状況になっています。
夏は暑くても窓を開けるだけ(といっても当時は最高気温30°を越えることはあまりなかったのかもしれませんが)、冬は教室の隅に石油ストーブ一台だけだった頃から比べると快適ですね。
運動会を見に行った時などでもたびたび懐かしい校歌を聴いていましたが、今回の卒業式を迎えて「もう、この校歌を聴く機会はそうそうないだろうなあ」としみじみ思い、卒業生の校歌斉唱の際は一緒に口ずさみました。
久しぶりに校歌を歌いながら、一年中短パンでライオンズのキャップを被ってた当時の、放課後いつも友達と野球をしていたこと、駄菓子屋さんでキンケシ(キン肉マン消しゴム)のガチャガチャを回して一喜一憂していたことなど、懐かしい思い出が蘇ってきました。ビックリマンチョコの「ヘッドロココ」というレアなシールを友達から借りパクしてしまったこともありました。(浅野君、この場を借りて謝ります)
今回、卒業証書には通し番号があることを初めて知りました。娘の番号は8000番台でした。家に戻ってから押し入れを探して出てきた私の卒業証書。おそらく卒業してから初めて開けてみました。私は3000番台でした。私と娘の間に5000人。その数字に時の流れを改めて感じました。
希望いっぱいで卒業した当時の私に、今の私はどう映るのだろう。もちろん思い描いていたこととは違っているのは当たり前だとしても、いつまでも当時の自分に誇れる自分でいたいと思った卒業式でした。
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