切り抜きたい形状に刃物を曲げ、その刃をベニヤ板で支えたもののことです。
一般的に東日本では抜き型、西日本ではトムソン型と呼ばれています。
金型(プレス型)と異なって、鉄は抜けませんが低コスト短納期で製造可能な抜き型です。
抜き型とは
抜き型の対応素材(一例)
幅広い材質で使用されています。その一部をご紹介します。
- 紙、コートボール、段ボール
- 銅箔、アルミ箔
- 両面テープ
- ゴム、ウレタン、シリコン、スポンジゴム
- PET、PP、ルミラー、ポリカーボネート
- フェルト
- ビニール
- 各種皮革、合成皮革
- 布
どのようなところに、使用されているか?
スポンジゴム、電子機器内の基盤用フィルム、カード、真空成形、OA機器・AV機器の内装フィルム、ステッカー、携帯部品、食品など様々なものを製造する加工で使用されています。
ほこりの付着が許されないようなクリーンルームで使用するシートの加工にも対応しています。
わたしたち大樹が得意とする抜き型
私たち大樹は、主に工業関係で使われる精密な抜き型を得意としています。
精密な抜き型は、一般的な抜き型と違って高い交差要求が求められます。
製品寸法精度要求によっては、0.05mm~0.2mm単位の寸法精度が求められます。
職人の加工技術
他社では出来ない材料、複雑な形状の抜型でも熟練の職人たちが手作業により一つ一つ丁寧に仕上げていきます。
技術を追求しながら、よりお客様へ最高のパフォーマンスでお応えしています。
納品後もアフターフォローの体制ととり、私たちが作った商品に責任を持って取り組み「頼んでよかった」と思っていただくこと。それが私たちの喜びです。
お客様の図面をデータで徹底管理
お客様からご依頼頂いた型は、社内で全てデータとして蓄積しています。
2回目以降の発注時に、発注図面とデータを照らし合わせの上、仕様や寸法の確認がデスク上で容易に出来ます。
注文内容を過去のデータと照合できるため、迅速な対応が可能です。
試抜きテスト
出来上がった商品は納品前に弊社でテスト抜きを行うことで、形状・刃高バランス・寸法の確認をして、更に完成度を向上させた上で、納品いたします。