お世話になっております。大樹の浅井です。
今月も「あさい通信」をご覧いただきありがとうございます。
さて今回は、最近始めた新しい挑戦についてお話させていただきます。
その名も――「ジム通い」。
健康診断の結果をきっかけに、ついに重い腰を上げました。年齢とともに右肩上がりなのは、お腹まわり。紙にはしっかりと「メタボ注意!」の赤文字。医師からは「このまま50代に突入するのは危険ですよ」と真顔で言われ、思わず「危険って…お腹が?」と聞き返したところ、「はい、まさにそこです」と即答されました。診察室で笑うしかありませんでした。
そんなわけで9月頭、近所のジムに入会。最初はパーソナルトレーナーをつけようかとも考えましたが、今どきはAIが自動でトレーニングメニューを作ってくれるんですね。スマホを見ると「今日はスクワット20回×3、ベンチプレス15回×3、最後にバイク40分」と冷静に指示が出てきます。

問題は、このAIの「冷静すぎる態度」です。人間のトレーナーなら「あと少し頑張りましょう!」と励ましてくれそうなところですが、AIはただ無言で画面に数字を突きつけてくるだけ。疲れ果てて生まれたての小鹿みたいにプルプルしている私に対しても、「残り15回」と無慈悲な表示を平気でしてきます。(笑)
通い始めて1か月。平日は仕事帰りに。週末は早起きジジイなので、朝一番で。平日は混んでいるものの、週末の早朝は驚くほど空いていて、まるで「浅井専用ジム」状態。これはこれで妙に笑えてきます。汗をかいてジムを出るころにちょうど日が射し始め、すがすがしい朝を迎えることができます。
ただし、私には大きな弱点があります。それは「飽き性」。三日坊主の常習犯としては、このままでは幽霊会員になる未来が見えています。そこで考えた作戦が、「映画はジムのバイクに乗っている時しか見ない」ルール。スマホで観始めた映画の続きが気になったら、ジムに行くしかない仕組みです。おかげで最近は「今日は疲れたから休もうかな…」と思っても、「いや、昨日の続きが…」と結局足が向いてしまう。結果的に映画が私のトレーナーになってくれているような、不思議な状況です。
鏡を見ると「若干お腹スリムになったかな?」と自己暗示をかけていますが、まだ誰からも突っ込まれていません(笑)。それでも自分なりには確かに変化があり、続けるモチベーションになっています。
目標は来年、50歳を迎えるころに「浅井さん、ちょっと引き締まった?」と誰かに言ってもらうこと。いや、誰にも言われなくても、健康診断の赤文字から「メタボ」が消えたら、私は心の中でガッツポーズです。

というわけで現在、筋肉痛と戦いながら奮闘中の浅井です。
50代を前に始めた新習慣。果たして続くのか、それとも途中で挫折するのか――結果はまた「あさい通信」でご報告いたします。

ランニングマシンで颯爽と走る若者、信じられないような重さを持ち上げているマッチョな人。
そんな光景を横目に「自分もいつか・・・」と妄想しながら軽い重さでヒーヒー言っております。
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