40代最後の一年の目標 ―あさい通信―

date_range2025/8/01
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もうすぐ誕生日を迎えます。 そして、この誕生日が来ると、いよいよ40代最後の1年に突入です。

「もうそんな歳か…」と思う反面、「いや、まだまだ若いつもりでいたい」と思う自分もいます。正直、30代の頃は「50歳なんてまだまだ先」と感じていましたし、「40代って人生の中堅」くらいのイメージだったのですが、実際にその終盤に差し掛かってみると、思っていた以上に早かったな、というのが本音です。中身は中学生の時と基本変わらない気がしますが(笑)。

仕事においてもある程度の経験を積み、自分の立場や役割も変わってきて、気力・体力ともにバランスよく動ける、そんな年代だったように思います。そしてその中で、家庭を持ち、子どもが育ち、暮らしの風景も日々変化してきました。
そんな中で、40代最後の1年を迎えるにあたって、 「この1年をどう過ごすかで、50代のスタートが変わるんじゃないか」と。

人生100年時代とも言われる現代ですが、それでも50歳という区切りはなかなか重みのある節目です。また、健康寿命を考えると残りの時間は少なく、体力面や健康面でも、「これまで通り」では通用しない部分も増えてきます。

平均寿命と健康寿命には、男性8.9年、女性11.4年の差があります。この差の年数分というのはすなわち、”不健康な期間”を表します。男性は約9年、女性は約11年にもわたって、健康上で何かしらの問題を抱えながら日常生活を送っている、ということになります。

だからこそ、40代最後のこの1年を「50代への準備期間」として、意識的に過ごしていきたいなと感じています。

とは言っても、大それたことをやるつもりはありません。むしろ今の自分にとって大事なのは、「日々の小さなことを、ていねいに積み重ねること」だと思っています。

まず一つは、健康。 40代も後半になってくると、やはり身体の変化を感じることが増えました。若い頃と同じような食生活や生活リズムでは、明らかに調子が崩れる。疲れが抜けにくくなる。無理が利かなくなる…。少し前までは「気合いでなんとかなる」と思っていたことが、通用しなくなってきたことを、身をもって実感しています。

だからこそ、無理をしない。でも、怠けない。 運動をする時間をつくったり、食生活を整えたり、きちんと休むことも含めて、体をいたわる1年にしたいと思っています。毎日5分でもストレッチをするとか、エレベーターを使わず階段を使うとか、そういった些細なことでも、積み重ねれば意味のあることになるはずです。

もう一つは、人間関係。 仕事でもプライベートでも、ありがたいことに多くの人と関わらせてもらっています。でもふと気づくと、近くにいる大切な人ほど、「当たり前」に感じて、感謝や思いやりを伝えそびれていることがあるなと思います。だからこの1年は、「今さら言わなくても伝わるだろう」という考えをやめて、「今だからこそ、ちゃんと言葉にする」ことを意識して過ごしたいと思います。

学生の頃、誕生日が一緒という理由で、伊達政宗が好きになりました。
よくよく調べてみると旧暦なので厳密には違いました(笑)。

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