開発でこだわったのは・・・
数十種類もある汎用トレーから、製品に合わせて探し出す時間と在庫スペースを削減するために、一つのトレーで全てのサイズ・形状に対応できること。
試行錯誤を繰り返す中で、私たちは、光学レンズ製造業界では常識であるタテ置型のトレーという概念を一端リセットし、ヨコ置きで再構成することを発案。
また独自にすり鉢状形状を開発し、1種類のトレーでも多サイズのレンズに対応できるようにした。
最終的には、トレー自体が身とフタを兼ねる構造にすることで、重ねやすく、レンズの表面を守れる、さらに重ねてもかさばらない等、様々な付加価値を生み出したのだった。
そうして、サイズも異なる多品種のレンズを安定して保持できる構造、重ねても変形しない強度や素材を幾度となく検証し、創り上げた。